墓地リンク集
墓地は、西ヨーロッパ諸国では故人の葬儀の最後の儀式が執り行われる場所でもある。こうした儀式、もしくは祭礼は、文化や信仰、宗派によってもかなり異なってくる。墓地はその設けられる場所により、それ以外のところにある墓地とはかなり区別されるものになってくる。墓地は通常は礼拝の場所、つまり教会、礼拝堂に直接隣接するものではない。もちろん、文化にもよるわけであるが。たとえば、英語で言う graveyard (墓所)というものは、たいていは churchyard (教会の中庭)に設けられている。スコットランドやイングランドでも北部では kirkyaird という。churchyard というのは、もともとは文字通り教会の前の中庭であって、直ちに墓所に結びつくものではなかった。たえば、哲学者のセーレン・キルケゴールのラストネームは、やはりデンマーク語で「墓地」のことであると、しばしば誤解されているのもその例である
およそ17世紀頃からヨーロッパでの葬儀は、教会の統制の下に、主として教会の敷地の中で行われるようになってきた。その仕来たりは時代と共に変化はしてきたが、ヨーロッパ大陸では遺体は、それが腐敗するまで、通常そのまま大規模な墓の中に埋葬されていた。遺体が腐り果てると、掘り起こして納骨堂に収められた。でなければ、墓所の側面のアーチを描くような壁に沿って並べられるか、あるいは教会の壁の背後、もしくは床の厚い石版の下の収められた。
今日ではあまり馴染みのないことであるが、アメリカの殖民時代には家族の墓地というのもごく当たり前のことであった。共同墓地や宗教的な墓地というものがまだ根付かなかった時代、植民者たちはささやかに土地を見つけて、普通自分たちの住む土地に隣接した木立の中に家族の墓地を作った。時には複数の家族が自分たちの亡くなった家族を一緒に埋葬した。こうした場所がその後大きくなって墓地のかたちをなしていく。しかし、家族が亡くなってしまったり、他に移動したりするとそうした墓地は忘れられていく。同様のものは、辺地の過疎化し、廃村となったような村のはずれの墓地には同様のケースが見られる。(wikipedia参照)